前回の記事では、ポットでの豆の種まきについて書きました。
毎年、種をまいた直後は
「ちゃんと芽が出るかな?」
「ちょっと遅かったかな?」
と、心配で…毎日ポットをのぞき込んでいました。
今回は、その豆たちが無事に発芽するまでの様子と、
芽が出てからの成長の変化をまとめてみます。
これから豆を育てる方の参考になればうれしいです。
豆の種まきから発芽まで
種をまいてから、特に変化がなかった最初の数日間。
土の表面は静かなままで、「本当に芽がでるの?」と少し不安になります。
観察しながら、乾燥しすぎないように水やりをしつつ様子を見ました。

これは種まきして13日後の写真です。
そら豆以外はちょこんと芽を出してきました。可愛い💛
発芽後は…

最初は細くて頼りない芽ですが、
数日すると双葉がしっかりと開いてきます。
種類によって大きさは違いますが、気にしない!
そら豆もちゃんと発芽してきました。
エンドウたちの葉っぱは丸みがあって、いかにも「豆らしい」形。
この時期は特別なことはせず、
- 日当たりのよい場所で(うちの家はあまり日当たり良くないけど…)
- 乾燥しすぎないように水やりする
以上
芽が小さいうちは、触りすぎないのがいいのかなと思います。
一か月もすると…

しっかり大きくなってきました。
もう少ししたら、畑に植え替えようと思います。
エンドウ豆を冬に蒔く理由
こんなちいさな苗でも大丈夫か心配になりますよね?
私も心配でした💦
でもちゃんと理由があるんです。
寒さに強く、冬越しできる野菜だから
エンドウ豆は、発芽して小さな苗の状態であれば寒さにかなり強い野菜です。
霜に直接当たらなければ、冬を越して春に一気に成長します。
(私は霜が心配だから不織布をかけます)
✔ 冬は「休みながら根を育てる時期」
✔ 地上部はあまり伸びなくてもOK
この“ゆっくり育つ期間”が、実はとても大切なんです。
冬の間に根をしっかり張れる
冬に種をまくと、
- 地上ではあまり変化がなく
- 見た目は「止まっている」ように見える
でも、土の中では根が少しずつ育っています。
この状態で春を迎えると、
✔ 根がしっかりしている
✔ 栄養を吸いやすい
✔ 茎や葉が一気に伸びる
結果として、丈夫で倒れにくい株になるそうです。
春まきよりも病害虫が少ない
春に種をまくと、
- 気温上昇
- 虫の活動が活発
この影響で、アブラムシなどの被害が出やすくなります。
一方、冬まきは
✔ 虫がほとんどいない
✔ 病気も出にくい
初心者さんにとっては、失敗しにくいという大きなメリットがあります。
ほぼ初心者の私でも、毎年収穫できてます。
収穫時期が早くなりやすい
冬にまいたエンドウ豆は、
春になるとすでに「スタート位置」に立っている状態。
「気づいたらもう実がついてた!」ということもよくあります。
冬まきで大切なポイント
- 大きく育てすぎない(草丈10cm前後でOK)
- 寒風や霜を直接当てない
- 水やりは控えめ
「元気に育てよう!」と頑張りすぎないのがコツです。
そう、ほぼ放任でも大丈夫!
次回は植え付けてからの様子をお知らせしますね。
天然植物のちからで作られた植物活力液を味方にしよう!



